標高およそ1000mの八ヶ岳の裾野 蓼科高原は、肥沃の岳麓大地と高原特有の冷涼な気候、高い晴天率から日照時間が長く全国有数の高原野菜産地として知られています。

私たち「ちの食用ほおずきの会」は、この豊かな大地で土にこだわり、味にこだわり、品質にこだわった食用ほおずきを生産販売しているグループです。

食用ほおずきとは

ほおずきといえば、日本では観賞用に育てられていることが多いのですが、ヨーロッパなどでは食用として栽培されてきました。
糖度は12~15度と高く、優しくほんのりと甘酸っぱいフルーティーな香りと味が特徴です。生食、ジャム、コンポート、ドライフルーツなど加工しても大変楽しめます。

中南米原産のナス科の植物である食用ほおずきは、英語名を「グラウンド・チェリー(Ground Cherry)」といいます。
アメリカ農政局が公開しているデータによるとビタミンA・Cや鉄分などを多く含み、ビタミンB群のイノシトールも豊富に含まれるとされています。

コレステロールの低下や動脈硬化の予防、さらにがん予防や老化予防に良いとされ、美容と健康の両面から注目されています。

食用ほおずきの旬は

爽やかな高原の風と柔らかな太陽の光を浴びながら、ゆっくりと成長した食用ほおずきは、夏場の太陽に照らされながら、背丈が180センチほどに大きくなります。

夏場でも朝晩涼しい反面、日中は強い日差しが照りつけ一日の寒暖差が激しいこの土地の気候は、ほおずきの糖度を高めるのに適しており、香りと味ののったほおずきが実ります。会では、農薬を一切使わない栽培にチャレンジしています。

収穫は8月から始まり、トップシーズンは9月・10月。毎年、霜が降りる前まで続きます。